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2020-07-04 19:11 | カテゴリ:ブログ
皆様、こんにちは。ブログ管理人見習のNです。
さて、連日のニュースが気になる今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
私たち北総救命は、そうはいっても目の前の患者様に向き合ういつも通りの日々が続いています。
本日は私たちの最近の活動を少しご紹介させてください。

1つ目はドクターヘリ訓練について。ドクターヘリ訓練の最たるものは現場活動そのものです。一人として同じ人間がいないように、一つとして同じミッションはありません。前に見たことと同じことをしていてはうまくいかないことも多く、そのミッション一つ一つが次につながる財産となります。ですが、もちろん想定をすること、皆で討論をすることも大事です。現場活動以外の訓練はOff the job trainingと呼んでいますが、今のような梅雨時、ヘリが飛べないことも多くoff the jobの良い機会となります。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、ドクターヘリの運航は天候に左右されます。運航できない主な気象条件としては、大雨・視界不良(雲などによる)・強風などがあります。一方で視界が良ければ、少々の雨の場合は飛べる可能性があり、実際には同じ日でも時間帯やミッションの場所によってその都度飛行可否を判断していることも多いです。
話が少しそれましたが先日のとある雨の日、ヘリ訓練を行いました。実際のミッションをベースに日々の疑問点について学べたことは貴重な経験となりました。 

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 2つ目は文化の違いについて、もとい誕生日について。何回か前の記事でイタリアから研修に来ている先生の紹介をさせていただきましたが、先日誕生日だったのです。おめでとうございます!一応サプライズのつもりでケーキを用意していたところ、当日の朝になんとご本人からおいしいイタリアお菓子とコーヒーの差し入れを医局全員に頂きました。イタリアでは逆に誕生日の方がふるまうのだとか。世界では、主役が主催する誕生日パーティーも少ないとか。祝い方は文化の違いですが、周囲への感謝をする日という点では共通しているようです。美味しいものがたくさん食べられたので、個人的には文化の違い万歳です。それはそうと、この極東の地に、医学の志のみを引っ提げて単身来日される勇気は本当に尊敬いたします。見習いたいところですが、私のレベルでは見習えなさそうです…。


 3つ目は宣伝です!先だって撮影頂いていた、北総救命のプロモーションビデオが完成いたしました。勿論この4分に私たちの全てを詰め込むことは到底不可能ですが、私たちの日常の1コマを体感して頂けましたら幸いです。

https://www.youtube.com/watch?v=KYD7O0VHxRU

私たちの医療が一人でも多くの患者様の役に立てるように、そして一人でも多くの同志が私たちの仲間に入っていただけるように、そんな思いで作られています。救命救急志望の先生方でご興味を持たれた方は是非ご連絡ください。 そして是非拡散いただけたら幸いです。

長くなってしまいました。
変えるべきものと変えてはいけないもの、区切ることが難しくなってきたこの御時世ですが、救命医療の限界に挑む姿勢は変えずに診療を続けていく所存です。
なんとなく格好良い締めになっていてくれとお祈りして、本日はこれにて。それでは皆様、良い夢を。
2020-05-28 09:46 | カテゴリ:ブログ
皆様いかがお過ごしでしょうか。
失ったときにはじめて大切さに気付く、とは頻用されるフレーズです。普遍的だからこそよく耳にするのかもしれません。
昨年までは何のためらいもなくマスクを捨ててきたブログ担当見習いのNです。

“世界は誰かの仕事でできている”
とは某CMの有名なキャッチフレーズですが、多くの方が活動を限定されている今、病院に関わる方々はもちろんのこと如何に他業種の方々にお世話になってきたかを痛感しております。
今だからこそ医療関係者は必要と行って下さる方が多くいらっしゃいますが、私にとっては書籍・テレビ・ゲーム・スポーツetc、いわゆる嗜好品や娯楽といわれるもの、そしてそれに携わる方々はいつの時代も不可欠です。
きっと誰かの仕事は、その他の誰かに必要なのだと思います。
それぞれの方の仕事が早く再開されるように願ってやみません。

前置きが長くなってしまいましたが、今回の本題は先日当センターに届いた小包のことです。
封を開けると、まず手紙が入っていました。
「おげんきですか。(中略)ありがとうございます。おうえんしています。」
それは以前ドクターヘリ見学に来ていただいた小学生の方とご家族の方からでした。
「おいしゃさんになるゆめをもっています。」
という嬉しい言葉とともに、
「マスクじぶんでかいました。つかってください。」
と、自分のお金を貯めて買われたマスクが同封されていたのです。

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小学生の方にとってのお金の重み、他人に分け与える強さ、思い立って行動に移すことの難しさ…わざわざ言及するのも無粋かもしれません。

貴重なマスクを頂き本当にありがとうございました。
頂いたマスクを使って、これからの日々の診療にあたらせて頂きたいと思っております。

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それでは、医療の最前線でお会いできるその日まで。
いつの日かともに働くことができることを心から楽しみにしています。

(P.S. なお、様々な援助を頂きひとまず現在はマスクは充足しております。)
2020-05-04 12:40 | カテゴリ:ブログ
 皆様、こんにちは。管理者Oです。

 一部のSNSでは周知をさせて頂いておりますが、令和3年度新入職希望者向けにオンライン(ZoomⓇ使用予定)を用いた医局説明会(申し訳ありませんが、本説明会は医師もしくは医学生限定とさせて頂きます)を行います。本来であれば見学にお越し頂いて、当科の雰囲気を感じてもらいたいのですが、現状を鑑みてオンラインでの説明会を開催することと致しました。
 当日は当科における救急科専門医プログラムの説明や現医局員・後期研修医の現場の声などをお届けする予定としております。

 日時:5月23日(土) 18時00分~18時30分
 使用ツール:ZoomⓇ(https://zoom.us/jp-jp/meetings.html)

  お手数ですが参加ご希望の方は5月16日(土)までに下記フォームより参加登録をお願い致します。
 
 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScb0CSf0i6ClTnrgkzMsJnZ3wy1z2lOlyaJd0V3Rvt8MUBCiQ/viewform?usp=sf_link
  
  奮ってご参加下さい。皆様とお会いできますことを医局員一同楽しみにしております。

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2020-04-20 15:10 | カテゴリ:ブログ
皆様、こんにちは。ご無沙汰しております。ブログ担当見習のNです。
日々の診療であっという間に時間が過ぎ去り気づけば4月に、そして4月も半分が過ぎました。
月並みな言葉ですが、別れと出会いがありました。3月まで一緒に働いてくださった先生方、本当にありがとうございました。
いずれちゃんとした席を思いの丈を述べさせて頂ければと思います。 

実は今年の初めより、当救命センターはイタリアの救急科から来られた先生をお迎えしておりました。
今回は、その先生に行ったインタビューのご紹介をさせていただきます。下には英語版も載せてあります。勿論英語の間違いによるクレームは受け付けておりませんのでご了承ください。(I do not accept complaints due to English mistakes...sorry!)
それでははりきってどうぞ。(Let’s go!) 

Qどこから来られましたか?(Where are you from?)
A.イタリアにあるトリノ大学病院(通称モリネット病院)(イタリア語でUniversita`  degli Studi diTorino (Ospedale Molinette) です。
(The University Hospital of Turin (Ospedale Molinette) in Italy.) 

Q当救命センターを研修先に選んだ理由は何ですか?(Why did you choose our hospital?)
A.救命医として成長できる病院を探していたところ、研修先を探す中で、上司に病院前診療が行える施設として北総病院を紹介されました。もともと日本が好きだったことも後押しとなりました。また、いくつかの病院に連絡をしましたが、北総病院からはすぐに丁寧な返信を頂いたので、安心して日本に来ることができました。
(When I was looking for a hospital where Icould grow as an emergency physician, my supervisor introduced me to Chiba HokusouHospital as a facility where I could provide pre-hospital care. My love ofJapan was one of the reasons to come here. I also contacted several hospitals,but Chiba Hokusou Hospital responded quickly and politely, so I was able tocome to Japan without any worries.) 

Q北総で研修したいことは何ですか?(Whatdo you want to do here?)
A.基本的にはここで経験できることはなんでもやりたいです。もちろん機会があれば手術にも参加したいです。
(Basically, I want to do whatever I can toexperience here. Of course, I would like to participate in the surgery if I getthe chance.)  

Q 日本にきて一番困っていることはなんですか?(What are you most worried about in Japan?)
A.言葉の壁です。会話のトピックはわかるようになってきましたが、話の内容はまだわかりません。チームで働いているので早く話の内容がわかるように頑張ります。
(Language barrier. I'm starting tounderstand the topic of the conversation, but I still don't know what everyoneis talking about. I'm working in a team, so I'll do my best to understand the contentas soon as possible.)

Q将来的にやってみたいことはありますか? (What would you like to do in the future?)
A.南極に行って診療がしてみたいです。イタリアでは1年に1人だけ医師派遣がありますが、冬はヘリが飛べず常に一人での診療をしなくてはいけないため、救急・麻酔・内科の知識が必要です。
(I'm interested in going to Antarctica as adoctor. In Italy, only one doctor is dispatched per year. In winter, thehelicopter can't fly and you have to always treat alone. So you need knowledgeof emergency, anesthesia and internal medicine.) 


インタビューは以上になります。(That’s all, for now.)
医療に国境はないということを改めて思い知らされる毎日です。
(Every day Iam reminded that medicine knows no borders.)
国際的な標準治療は踏まえつつ、北総ならではの救命の在り方を今後も考えていきたいと考えております。
(Our motto is... “Beyond the theory”.) 

ここ最近世間をにぎわす魑魅魍魎に対しては、協心戮力し不撓不屈・臥薪嘗胆の思いで取り組めば必ずや百尺竿頭が目指せると信じております。
(......2019-nCov is sweeping the world...... I think “Together, we are strong”.)

さて、英語能力が限界を迎えたところで今回は終わりといたします。
(So sorryabout my inability to translate.)
それでは皆様のご健康をお祈りいたします。
(Good night, and have anice dream.)
2020-04-14 11:33 | カテゴリ:ブログ
皆様、こんにちは。
大変ご無沙汰をしております。管理者Oです。

オリンピックイヤーとして意気揚々と新年を迎えたのも束の間、いつの間にか歴史に残るような未曾有の事態が巻き起こっております。この事態について、私個人としても北総救命全体としても、そして恐らくどんな医療者であっても『新型コロナウイルス感染症』の専門家とは呼べない(人類にとって未知なるウイルスだということです)と思いますので、感染症の詳細についてここで論じる(また質問への返答を行う)ことは控えさせて頂きます。

日に日に増加する感染者数、長期間の自粛生活などで気分が塞ぎがちとなり(我々医療従事者も同様です)、そのような状況ではついつい誰かを批判したくなる気持ちも十分に理解はできます。
ただ一つ言えることは『憎むべきはコロナウイルス』であり、外出している人や政府などの行政、保健所職員、ましてや残念ながら感染をしてしまった方ではありません。負の感情を人に向けてしまうと、更なる負の感情の増幅しか生みません。こんな時だからこそ『人を思いやる朗らかな気持ち』が重要と思います。

これまでの歴史上、我々人類は程度の差こそあれあらゆるウイルス感染症を克服してきました。そして今回もきっと、いや必ず克服することができると信じています!
いまこそ世界中の人が協力し合い、まさに世界規模の『one team』の精神でこの難局を乗り越えていかなければなりません。

我々医療従事者も毎日この得体のしれないウイルスと必死に戦っております。皆様も本当に本当に辛く、不安な日々が続いていることと思いますが、明けない夜はないと信じて、もう少しだけ自粛生活にご協力下さい。

今後の当ブログでは少しでも気分が明るくなるような話題を提供していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願い致します。
それでは皆様くれぐれもご自愛ください。