2018-02-05 21:37 | カテゴリ:ブログ
皆さん、こんばんは。管理者Oです。

暦の上では『立春』が過ぎましたが、まだまだ寒さの厳しい今日この頃。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
新年になり北総救命には複数名の研修生が全国各地より来られていることは前回お伝えした通りですが、1月末までで1ヵ月間の短期研修を修了し本来の勤務地へ戻られたM越先生より修了報告が届きましたので、ほぼ原文のまま転載させて頂きます(本人には了承済みです)。

 『この度は約1ヶ月間、貴院での研修をさせていただき、誠にありがとうございました。1ヶ月間という短い期間ではありましたが、大変充実した研修となりました。
 今回は、富山県臨床研修病院連絡協議会の救急科専門医育成確保事業の一環で「最先端医療を学ぶための先進地研修」として、外傷診療およびドクターヘリ・ラピッドカーによる病院前救急の2点を中心に学びたいと思い、貴院を研修場所に選びました。
研修初日より蘇生的開胸術・大動脈遮断術が2例あり、すごくアクティブでとんでもない病院に研修に来たなというのが第一印象で、かつ、当院と異なるカルテやER型の当院では担当しない病棟管理に悪戦苦闘しましたが、皆様の丁寧で優しい指導のおかげで、とても楽しく研修ができました。
 重症外傷に対する迅速な対応・治療戦略や、REMOTEを利用した病院前救急対応など、富山ではあまり経験してこなかったことを実際に診て学ぶことができ、まだまだ学ぶことはたくさんあるなと実感しました。病院前から病棟管理まで一貫して行い、かつ外傷に特化した専門医が揃っているため、他科にコンサルトする手間が省け、治療まで迅速に行えるのがすごく良いと感じました。正直、1ヶ月間の研修は短く、少なくともあと2ヶ月間は研修したかったです。
 当方の都合上、残り6年間全てを救急医療に携わることはできませんが、北総救命で経験した症例を生涯忘れることなく、あらゆる疾患に対する知識・技術を習得し、幅広く活躍できる救急医・集中治療医となれるよう、これからの富山の救急診療に従事していきたいと思います。そして富山に外傷診療を広めるとともに、ラピッドカー導入を含めた病院前救急の発展に向けても尽力できればなと思います。
 この度は、研修をさせて頂き、誠にありがとうございました。また機会がありましたら、北総救命で研修させていただきたいと思います。』

無題

M越先生はいつも優しい笑顔を絶やさず患者さんや病院スタッフへ対応されているのが印象的でした。北総救命としましても出来ることならもう少し一緒に働いていたかったなと残念な思いもありますが、きっと北総救命の「Beyond the theory」の精神は1か月間という短い期間の中でも十分引継ぐことができたのではないかと思います。

M越先生、本当に1か月間お疲れ様でした。北総救命で学んだことを是非とも富山県に還元してください!
そして一回りも二回りも成長した先生とまたどこかでお会いできるのを北総救命医局員一同心待ちにしています。
2018-01-31 23:13 | カテゴリ:ブログ
皆様、こんばんは。管理者Oです。

珍しく短期間での連続upです☆
ただし、私が優秀だからではありません(笑)ネタを提供して頂けたからです。

北総救命が広報活動にも尽力していることは本ブログ内でも度々取り上げてきましたが、今回、中国は北京での講演会の機会がありましたので、発表者より活動報告してもらいます。

こんにちは、広報担当のK城です。
今回JICA(独立行政法人国際協力機構;Japan International Cooperation Agency)中国に依頼を頂き、中国友好病院で開催された航空医療検討会で日本のドクターヘリ事業、北総ドクターヘリについて講演してきました。

無題1

日本のドクターヘリ事業においても、ドクターヘリ基地が違えば、コンセプト、運航方法が異なる様に、国が違えば医療システム、消防システムも全く異なります。
中国では医療費はほぼ全額自己負担で、日本のように医療保険制度は普及していません。また、日本は火災、急病人共に119番に連絡しますが、中国では2つの連絡先は異なります。そして、救急車の運営は民間企業が行っており、費用は全額自己負担(平均約2万円)であるため、一般の方はほとんど救急車を利用しません。
中国でも最近ドクターヘリ事業(民間企業が運営)が開始されましたが、ドクターヘリも現状全額自己負担(約50万円〜100万円)で、航空管制の調整のため出動には最低30分必要、フライトドクター不足、国の支援体制整備等多くの課題があるため、今回お声掛け頂き、日本のドクターヘリ事業について公演させて頂きました。

無題2

昨年インドに行った際も感じましたが、日本の消防、ドクターヘリの歴史、そして自施設や、夫々の地域のドクターヘリ運航について理解しておくことが非常に重要だと感じました。
短期間の中国滞在でしたが、劇的な経済発展と、発展途上が混在しており、非常にエネルギーを感じました。

以上、講演会報告でした。
北総救命は今後も日本のみならず世界のドクターヘリ事業を牽引していけるよう益々精進していく所存ですので、関係各所の方々へは一層のご協力をお願いしたく存じます。

次回は富山から1か月間の短期研修に来られていた先生からの研修修了報告を取り上げる予定です。
お楽しみに~
2018-01-29 23:25 | カテゴリ:ブログ
皆さんこんばんは。管理者Oです。

先週はニュースでも大変話題となりました通り、関東は歴史的な寒波&大雪に見舞われました。
都心部では交通網が軒並み寸断され、大変な影響が見られたようですが、北総救命があります千葉県北部も10㎝を超える積雪となり外の景色が一夜にして雪国と化してしまいました。

ドクターヘリは大変有用な医療ツールでありますことはもはや説明不要と思われますが、唯一の欠点と言っても過言ではないのが『悪天候に弱い』ことです。いや、弱いというのは少し語弊がありますね。ドクターヘリに搭乗する医療者の安全を最大限担保するために、非常に厳重な飛行ルールが決められているのです。この点につきましては別の機会にご紹介できればと思っております。

さて、またまた前置きが長くなりました。
本日は今月より短期研修を行っている先生方を(かなり遅ればせながら)ご紹介致します。スミマセン、個人写真が現時点で
手元になく送別の際のお楽しみということで(笑)

1人目は石川県立中央病院よりHEM-Net(認定NPO法人救急ヘリ病院ネットワーク)の事業として3か月間研修に来られておりますH谷先生。今年度より石川県立中央病院についに念願のドクターヘリが導入されることとなったようで、その事前研修を目的とされています。

2人目は東京都立小児総合医療センターの集中治療科より同じく3か月間研修に来られておりますM本先生。東京都立小児総合医療センターからは、小児重症(外傷)患者の集学的治療連携を行っている兼ね合いから定期的にドクターヘリ&重症外傷診療の研修に来ていただいており、M本先生もその一人です。

お二方とも大変温厚な性格で早々に院内の雰囲気にも溶け込んでいらっしゃるようですが救急医(集中治療医)としての引きが強いのか、1月に入り重症外傷患者が非常に多く、早速北総救命の真骨頂であるEFT(Emergency Field Thoracotomy)を経験されておりました。

最後は富山県立中央病院より外傷診療の研修に1か月間来られておりますM越先生。先程も述べましたが今月は重症外傷患者が非常に多く、大変勉強になると仰って頂けました。願わくば3か月間程度研修してもらえれば、もっと沢山の経験ができると思うのですが、富山にM越先生の帰りを待ち望んでいる方が沢山いらっしゃるとのことですので、残り数日間で出来うる限りの経験を積んでもらえたらと思います。

個人写真はありませんでしたが、歓迎会の時の集合写真(全員写っております)を↓

無題

手前味噌ではありますが短期間であっても北総救命でしか経験できないような症例というのは少なからず存在し、必ずや各々の先生方に何らかのインパクトを与えられるものと信じております!それぞれの先生方が充実した研修を送って頂けるよう願っております☆

このように短期~中期の研修は随時受け付けておりますので、興味を持たれた先生は是非ともご連絡下さい。多少田舎暮らしとなってしまいますが(笑)、絶対に損はさせない自信があります。ご連絡をお待ちしております。
2018-01-11 00:05 | カテゴリ:ブログ
皆様、明けましておめでとうございます。管理者Oです。

2017年中に掲載しようとしていた本投稿。。気付けば新年になり早10日も過ぎようとしております。
言い訳のように感じられるかもしれませんが、年末年始の北総救命には休みなどあるもはず、重症患者の初療、緊急手術、病棟管理と普段通りの慌ただしい日常が訪れており、あっという間に2018年を迎えておりました。

はい、すみません。ブログ更新をサボっていた言い訳です。本当はきちんとお休みも頂いてました。
お休み中には北総救命から程近い「成田山新勝寺」へ初詣に行き、皆様の無病息災とあってはならないことではありますが万が一の有事の際には北総救命がしっかりと手助けすることができますようお祈りして参りました。

無題1

さて話は2017年に遡りますが、12月いっぱいで九州は熊本赤十字病院より外傷診療を学びに来られたH口先生が半年間の研修を終えられました。

Inked無題2_LI

外傷外科医志望の女医さんということで、どんな強烈なキャラクターなのか(失礼!!笑)と来られる前はガクブル((((;゚Д゚))))でしたが、実際にはとても穏やかで心優しい先生でした。そのため研修生であるにもかかわらず特に病棟の患者さんからの信頼は絶大で、H口先生のいなくなった今、その有難さを医局員一同改めて実感しています。

半年間の北総救命での研修では病棟管理の仕事はもちろん、ドクターヘリ搭乗58件、ラピッドレスポンスカー出動8件、手術30件程度と非常に多くの経験が出来たようです。

そんな忙しい研修の合間を縫って、せっかく千葉県に来たのですから。。。
そうです!やはり東京ディズニーリゾートは欠かせませんよね(笑)半年間ですっかり仲良しになった同学年のO田先生と楽しいひと時を過ごしたみたいです☆

無題3

非常に優秀な先生で正直に申しますと熊本に帰すのは大変惜しいなと思いましたが、きっと熊本にはH口先生の帰りを待ち望んでいる人たちが沢山いるでしょうから、我々は涙をのむことにしました。

無題4

無題5

↑はH口先生お手製のダッフィー@北総救命です。細かいところまで北総救命のフライトスーツが再現されていてビックリ!
女子力も高くて、本当に尊敬します。

H口先生、ブログ掲載が年を越してしまい申し訳ありません。半年間本当にお疲れ様&お世話になりました。
熊本の救急医療の発展のためこれからも頑張ってくださいね。
またいつかお会いできるのを北総救命医局員一同楽しみにしております。
2017-12-29 21:21 | カテゴリ:ブログ
皆さん、こんばんは。管理者Oです。

重症患者の搬入が続く北総救命での日々に忙殺されていると、気付けば年の瀬が迫ってきており2018年がすぐそこにやってきております。大変寒さの厳しい中、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて年の瀬、師走と言えば。。そうです!『忘年会』です。
先日、北総救命主催の医局忘年会、更には日本医科大学救急医学講座主催の忘年会が開催されましたので、その様子をご報告致します。

まずは【北総救命忘年会】

忘年会3

当科松本教授による開会挨拶では、2017年の総括及び関係各所への感謝の言葉が述べられ、威勢の良い発声で「乾杯」


忘年会1

ブルゾン〇りなではO田医師がダメ救急医と罵られていました(笑)

その他、豪華景品を掛けたビンゴ大会や活動実績の表彰などがあり、終始大盛況の忘年会となりました。
会の最後には集合写真をパシャリ☆ふんわり(一部はがっつり)紅潮した笑顔が素敵ですね。

忘年会2

続いては【日本医科大学救急医学講座忘年会】

北総救命が属する日本医科大学救急医学講座の忘年会も毎年開催されており、当科からも教授以下、参加可能な医局員が参加しております。
由緒ある都内某ホテルで開催され、無我夢中で手を伸ばしたくなるほどの美味しい食事やお酒に囲まれながら和気あいあいとした雰囲気で会が進んでいると。。なんと、当科より2名の医師が表彰を受けました!

まずは今年救急科専門医試験に合格したO田医師。

Inked専門医_LI

毎年かなりの難関と噂の救急科専門医試験ですが、今年は更に合格率が低かったとか。

忘年会①

忘年会②

実は自治医科大学出身のO田医師は、外傷やドクターヘリを学ぶため期限付きで現在北総救命で研修中です。彼のような内科救急医がいれば、医療過疎地でも安心ですね。もうしばらく一緒に頑張りましょう。

そして、今年八戸で開催された『第24回日本航空医療学会総会・学術集会』で最優秀ポスター賞を獲得したM子医師。

劇的救命

↑写真に本人が載っていないのはご愛嬌(笑)

忘年会③

忘年会④

忘年会ではしっかり本人がご挨拶!
と思いきや目が開いてない。。すみません、これしか撮っておりませんでした。確認不足です。管理者失格です。。。

気を取り直して。
ポスター発表の内容は、『病院前蘇生的開胸術からの社会復帰6例』という内容でした。
北総救命が積極的に施行してきた病院前での蘇生的開胸術から病院内での初療・集中治療と繋げ、自信を持って外部へ発信できる診療実績を積み重ねてきたことを評価されました。

O田医師、M子医師。改めましておめでとうございます。

さて、このように診療・教育・研究という大学機関としての機能維持に努めながらも、時にはみんなでワイワイと飲み会も行う北総救命の日常の一コマをお届け致しました。

次回は『新年のご挨拶』。。。
ではなく、半年間という短い期間ではありましたが遠く九州の地より外傷&ドクターヘリ研修に来られていた某ブルゾン〇りな先生が今月までで研修を終えられましたので、その様子を振り返りながら報告させてもらいたいと思います。
それでは次回もお楽しみに~