2012-07-28 03:13 | カテゴリ:ブログ
8回出動
 T先生フライトチェックを終えて、チェッカーM医師と
広島県ドクターヘリの運航開始に備えて研修にこられているT先生が、フライトドクターとしてチェックを受ける日がやってきました。前日から「緊張で眠れないよ」とおっしゃっていましたが、朝から要請がかかり続けそんな寝不足も吹き飛ぶほどの活躍になるとは思いもしなかったのではないでしょうか?北総ドクターヘリ実任務最多タイの8件の要請(途中キャンセルの1件を含む9件/日の出動が過去最多記録)で現場へ向かい、患者の治療と病院選定を行いました。現場から北総病院へ、タッチアンドゴーで次の現場へ、そして近隣の救急病院へと飛び回り、お昼を食べる間もなくずっと出ずっぱりでした。M医師が視診上脱水気味なのは気のせいではないでしょう。もちろんT先生のマネージメントがばっちりだったのは2人の笑顔が示しています。

エンジンスタート
8件対応の翌日も要請はやまず。2日連投のM医師と「北総の小さな巨人」A医師が走っていきます。真夏の暑さにまけず、北総ドクターヘリは今日も救える命を救うために患者さんの下にむかいます。


日本最南端の沖縄県ドクターヘリブログとリンクしていただきました。
沖縄県ドクターヘリ


沖縄県ドクターヘリ~南の島々から命の地域格差なくしたい
沖縄県ドクターヘリは浦添総合病院が運航を担当しています。新型救命センターであり、内科重傷症例が多く集まり集中治療を得意とする病院です。外傷の多い北総病院とは違う分野の経験が可能であるため北総病院の研修医がローテーションでお世話になってるほか、浦添からはこれまでに通算3名の救急医が北総病院で研修をするなど人材教育の面で協力関係にあり、ゆかりの深い病院です。沖縄県ドクターヘリは鹿児島県の徳之島から南をカバーし、飛行距離が全国でも断トツ長く、青い海と空をこえて「命の地域格差なくす」ためにがんばっています。
浦添総合病院
これからも切磋琢磨してまいりましょう。
2012-07-16 20:32 | カテゴリ:ブログ
三連休、関東地方はいきなり夏の高気圧に覆われ高温注意報がでています。
昨日は本年初の熱中症患者さんが搬送されてきました。
真夏日
朝8時半の時点でもう暑い(+o+)
ヘリポートまで行く間に汗だく、こころなしかスタッフもうつむき加減です。
しかも今日のスタッフはメンズオンリー、機内の温度もさらに高まっております。
外で活動する際には水分補給と休憩をしっかり取ってくださいね。

千葉北総病院を中心に周辺消防、救命センターで構成するる印旛地区メディカルコントロール協議会では、この夏から行われる「救急救命士の処置拡大に係わる実証研究」に参加します。これは、救急救命士の「いわゆる特定行為の拡大」について、その効果と安全性を確認するために全国39の地域を指定して半年間のデータ収集を行うものです。

対象となる処置は、
①血糖測定と低血糖に対するブドウ糖の投与
②重症気管支喘息発作に対する吸入β刺激薬の使用
③心停止前の静脈路確保と輸液
拡大処置シュミレーション
  MK先生による静脈路確保指導
当院のスタッフも救命士の皆さんと実施に向けて訓練頑張っていますよ。
もともとは平成20年6月、当時の舛添厚生労働大臣のときに印旛地区MCと当センターの益子教授から内閣府に特区申請が出されていたもので、厚労省科学研究と形をかえて実現することになりました。ここでの研究の成果が全国の救命士のあり方を変えることになります。印旛MC地区の消防も救命センターも助かる命をもっと救いたいと願ってさらに高みを目指し、真剣勝負の熱い夏となっています。


岩貞るみこさんのオフィシャルホームページとリンクしていただきました。
モータージャーナリストであり、交通事故の死傷者を少しでも減らすにはどうしたらよいのか?と北総救命に密着取材をされ児童書やノンフィクションとしてドクターヘリや救命救急といいう仕組みを報道してくださっています。取材中いつも病院にいたので、当センターの準医局員となっています。本年度からはHEM-Net理事を務められドクターヘリの応援団としてますますお力添えをいただきます。一緒に高みをめざしましょう。
救命救急フライトドクター

岩貞るみこオフィシャルサイト|モータージャーナリスト/エッセイスト
「女性ドライバーのクルマ生活向上」「子供の安全」「クルマと環境」「救命医療の現場から見た衝突安全」がテーマ。現在は、コンパクトカーを中心に精力的に取材を行い、人・道・クルマ・医療と、交通事故の死傷者数を減らすための4つのキーポイントすべてにわたって活動中。イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。2008年から、ドクターヘリを中心とした救命救急の取材を開始。本年よりHEM-Net (認定NPO法人救急ヘリ病院ネットワーク)理事。
2012-07-13 11:42 | カテゴリ:ブログ
当センター関連のメディア出演情報です。お時間ありましたらどうぞご覧下さい。

松本 尚准教授 【ラジオ 生出演】
ニッポン放送 ホリデースペシャル「秋元康プロデュース 死んだらどうなるの?」
7月16日(月)13:00~16:00  (内5分間)
http://www.1242.com/info/holiday/

多田昌弘医師(県立広島病院)【TV 放映】
中国放送 NEWS6  7月24日 18:15~18:55  (内7~8分)
千葉北総病院救命救急センターでのドクターヘリ研修
※広島県内の放送
http://www.rcc-tv.jp/news6/

群馬ドクターヘリ
http://www.gunma-redcross-icuqq.com/dr-heri/index.html
群馬県の救命救急・災害医療の基幹病院であり、群馬県ドクターヘリを運航する前橋赤十字病院高度救命センターブログとリンクしていただきました。
前赤
スタッフの先生方は立ち上げの際のOJTを北総病院で行うなど、以前から当センターとのゆかりが深い病院です。川端康成の小説『雪国』冒頭にでてくる「国境の長いトンネル」(JR上越線の清水トンネル)、小説では新潟にむかうところですが逆に向かえば群馬県。
群馬といえば軽井沢へのゲートウェイ碓氷峠、草津温泉、下仁田の蒟蒻。普段はそんな風光明媚な土地を飛ぶ群馬県ドクターヘリですが、東日本大震災の際には北総ドクターヘリとともに福島入りし、DMAT(災害医療支援)チームとして共に活動するなど連携を深めています。今後とも切磋琢磨してまいりましょう。
東日本大震災・福島医大
    東日本大震災・福島医大でのDMAT戦略会議
北総ドクターヘリ@前橋赤十字
東日本大震災・患者後方搬送で前橋赤十字病院に降り立つ北総ドクターヘリ
2012-07-10 01:52 | カテゴリ:ブログ
北総ドクターヘリは平成13年10月全国で最初に運航開始、そして昨年は全国2位の859件の出動がありました昨年スタートした山梨県ドクターヘリでは山梨県立中央病院のスタッフにみなさんが、現在は、来年からスタートする広島県ドクターヘリにむけて県立広島病院からスタッフのみなさんが研修にみえています。先月は救命センター後記研修医のS医師、今月は救命センター所属小児科医T先生が情熱をもって研修に取り組まれています。
広島じゃけん
外傷の出動要請を受けるY医局長、県立広島病院T先生
  そして今年から当センターへやってきたK医師
     救急小児科医そろい踏みの光景

日中はヘリ、夜間はカーそしてICUと、広島にノウハウを持ち帰るべく精力的に研修されています。前回きていただいたS先生もドクターヘリをいいものにしたいと熱い思いでこられており、広島の先生たちの気合にこちらも身が引き締まる思いです。そんな熱い思いは県立広島病院救命センターブログでもどうぞ↓
http://hph-ccmc.blogspot.jp/

現在も全国配備を目標にドクターヘリの新規設置が進められており、千葉北総病院救命救急センターではそうした施設のスタッフ養成もパイオニアの役割と認識し、毎年多くの医師・看護師の研修をお引き受けしています。

兵庫県の山陰側にある公立豊岡病院・但馬救命救急センター(TAJIMA Emergency and Critical Care Medical Center 通称TECCMC)TECCMC'sブログとリンクしていただきました。
2010年に救命救急センター開設、同時にドクターヘリ運航開始。若い救命医師・ナースが多く集い、昨年の出動件数は1254件と日本一!兵庫だけでなく鳥取県東部から京都府西部までの医療過疎地をカバーし、Fly to the wildのキャッチフレーズと欧州では幸運を運ぶとされているコウノトリが描かれた機体で、その名の通り自然豊かな山陰の地を飛び回って救急医療を届けています。
豊岡
但馬の小林センター長と、当センターの松本准教授はTVでの共同出演も果たしています。
http://www.nhk.or.jp/deeppeople/log/case0523/index.html
このような交流を通じて全国に”魂のこもった”ドクターヘリや救命センターが増えていくことは心強いことです。みなで切磋琢磨し日本の救急医療を良いものにしていきましょう。