2012-12-31 00:41 | カテゴリ:ブログ
もう12月31日です。1年が過ぎるのは早いです。
本年の北総救命は昨年よりも診療した患者さんの数が増え、ますます救命センターとしての機能を期待されてきているとともに、それに応える練度の向上が得られてきた年と言えます。


大館市民病院から救急ローテーション研修中のW医師、恒例の卒業試験は「とん吉」のニラレバ定食
W医師は1か月の短期研修でしたがすぐに北総にとけこみ初療やヘリはもちろん、病棟管理にも活躍してくれました。とてもたすけられましたよ。外科医志望だそうですが、秋田に帰ってここでの外傷治療の経験が役に立てば何よりです。よき医療者を目指して頑張りましょうね!

北総救命は来年も新たな挑戦を続けてまいります。皆様引き続きよろしくおねがいいたします。
集合写真2013正月用kaiブログ用
2012-12-26 02:33 | カテゴリ:ブログ
本年も残すところあと1週間です。歳末にあたり寒さによる脳疾患や心疾患の患者さんが増えています。当センターも病床が混雑しており、救急車の受け入れが止まらないよう他病院とも協力し、転院も含め病床管理を行って警戒しています。お正月休みまで見据え、救急医療が止まらないようにするためでご理解いただきたいと存じます。

ところで本年度の救急科専門医試験が11月行われ、当センターからは2名が受験し2名とも合格!ますます層が厚くなりました。これで当センターの救急科指導医・専門医は合計12名となりました。救急専門医
        専門医認定証の並びもこれだけあると壮観ですね。

千葉の救急医療も十分とはとても言い難い状況ですが、地方ではもっと救急医が不足している地域もあり、そんな場所の一つが宮崎県です。現在宮崎県全体で救急専門医は19名、救急医だけでなく山間部では消防がない「消防非常備地区」も4町3村あり医療格差が大きいです。しかし宮崎県ドクターヘリが4月にスタートし、その格差を埋めようとがんばっているのが宮崎大学救命救急センターです。
宮崎大学救命センターブログ用
北総救命の卒業生、金丸医局長が中心メンバーの一人として奮闘中です。北総救命はその宮崎大学救命センターを全面バックアップ中です。4月から9月までは北総のフライトドクターが指導役として一人ずつ交代で常時滞在したほか、ドクターヘリシステムには救急隊のレベルアップも不可欠ですので救命士の外傷診療手技を学ぶJPTECコースを北総救命会のスタッフが出張して実施しています。12月も宮崎県消防学校で今年3回目の出張講習会が行われました。デモンストレーションは佐倉消防I隊長、栄町消防M救命士、旭M救命士のオールスターチームで実施。千葉では珍しくなった松本先生のJPTEC講義では、トラウマバイパスで救命した患者さんの手術映像も交えアカデミックかつ刺激的な展開でした。宮崎の救命士のまなざしは真剣です。
宮崎JPTECブログ用
クリスマスパーティで宮崎ー千葉の親睦も楽しく
北総救命と北総救命会のノウハウはおしみなくすべて伝え、まさにのれん分けのような北総救命と宮大救命、北総救命会と宮崎JPTECはこれからも切磋琢磨して高めあってまいります。

恒例の北総忘年会もさまざまな部署や消防のみなさんをご招待して実施されました。
救急忘年会ブログ用
忘年会では本年度もっとも多くの重症患者をみて活躍したドクターをMVPとして発表しますが、今年はS医師でした。
クリスマスブログ用
当直で忘年会に参加できなかったS医師にはクリスマスケーキをつついていただきました。

今回はスペシャル版としてここ最近の出来事を一気にお伝えしました。
2012-12-14 14:22 | カテゴリ:ブログ
千葉北総病院は成田空港に近く、空港クリニックにも医師を派遣しており外国人の方の入院も多い施設です。医療や危機管理の実情調査をされているネルソン英国領事が千葉北総病院を見学に来てくださったご縁で駐日英国大使館のクリスマスパーティーにお招きいただきました。今回は東京都および成田空港をかかえる千葉県の行政・救急医療関係者が参加し、英国流のクリスマスの雰囲気を楽しみながらの交流となりました。東北震災のおりにはウォレン大使率いる駐日英国大使館スタッフもすぐに現地入りし、英国人保護と被災地支援にあたられたことは記憶に新しいところです。
英国大使館の震災対応:ウォレン大使のメッセージ

平時は危機に備え、有事には率先して動く、危機管理のお手本ですね。北総救命もその精神を手本とし、国籍にかかわらず必要な方へ必要な救急・災害医療を提供できるよう精進してまいりたいと存じます。
英国大使館クリスマス
ロングボトム公使(左から3人目)、ネルソン領事(右から3人目)と北総救命スタッフ
関東大震災後に建てられた歴史ある建物で伝統のターキーをいただきました。


佐賀大学救命救急センター SuhTARより阪本雄一郎先生が来訪され千葉北総病院で講演を行いました。北総救命の卒業生でいらっしゃる阪本先生の凱旋講演です。
坂本先生講演会
座長は益子邦洋センター長、阪本先生も少し緊張気味?

今回は集中治療分野の「DIC治療」について。さまざまな部署から聴講に来ていただき大講義室満席の盛況でした。佐賀大学もまもなくドクターヘリ事業がスタートするとのことで活気にあふれているようです。今後とも切磋琢磨してまいりたいと存じます。
2012-12-10 23:28 | カテゴリ:ブログ
千葉は完全に冬将軍、到来です。フライトスーツも長そでになりました。
霜柱も立つし、車の窓が毎朝凍っていて体に厳しい時期になりました。

ピックアップ
 消防ピックアップ出動でドッキングポイントへ、患者を乗せた救急車と合流

年末へ向かって患者さんが増加しています。特に飲酒がらみの事故も増加しており、
ヘリやカーが運行していない時間帯にも消防ピックアップで出動がかかるなど看過できない状態です。多くの人を悲しませるだけの飲酒運転絶対にやめてください。

さて、患者さんがふえてフル回転しているのは当救命センターの整形外科チーム
重傷外傷の治療では止血のための迅速な骨折固定、全身状態が安定してからの本格的な骨折固定、と一人の患者さんに何回も手術をする必要が出てきます。患者さんも大変ですが、医師たちも休みなしです。
創外固定
外来で骨盤骨折の固定を行うT研修医、O医師、HB医師

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手術室での本格的な骨折固定を行うT研修医、I医師、O医師

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整形チームのリーダーHR医師が検診の採血をうけています。体調だけは崩さないでくださいね。今回は整形チーム全員をご紹介できていませんが、おいおいご紹介してまいりたいと思います。

さて高知医療センター「それいけ!ドクターヘリ」ブログと相互リンクしました。高知医療センター
高知県ドクターヘリの最初の出動は東北の震災支援への出動でした。機体には高知出身やなせたかし先生のアンパンマン。坂本竜馬のような維新の志とアンパンマンのような優しさをあわせもった高知医療センタースタッフが運営する高知県ドクターヘリ。千葉北総病院のスタッフもアンパンマンのような優しさを忘れずに患者さんと向き合っていきたいと思います。
メロンパンナ
2012-12-04 23:18 | カテゴリ:ブログ
12月です。あっという間に年末、そして新しい年へ突入していきますね。病院が慌ただしいのは年末だからというわけではなく、急激に下がってきた気温のせいで心臓疾患や脳血管障害、低体温などの疾病が急増していることも大きな要因でしょう。千葉県では日没とともに零下になることも多く、雪もちらついたようです。現在、重症の患者さんでICUが満床になる日が続いています。地域の皆様も体を冷やさないよう家の中は暖かくしてくださいね。

年末といえばテレビの特番ですが、現在記者さんたちが救命センターの取材中。

インタビューを受けるY医師とY医局長、今月のHEM-NET研修S医師(県立広島病院)

フライトドクターY医師とH医師に密着しています。
私生活は同僚にもあかさぬニヒルなY医師、ぜひ掘り下げた取材を期待しています。

そして成田から始まった災害机上訓練ですが、印旛MC内で徐々に進めています。
今回は栄町消防で行われた模様をご紹介。
地元での交通事故で多数の傷病者がいると仮想して訓練開始。
一人一人の傷病者の状況も詳細に設定して行います。
栄町エマルゴ2
現場再先着救急隊のT隊長、北総救命会のスタッフが事故現場の目撃者役
情報を収集して必要な応援をどれだけ呼ぶのか、ドクターヘリは必要なのか?
短時間にいろいろなことを決断しなければいけないプレッシャーに緊張の面持ちです
栄町エマルゴ3
指揮隊、救助隊も召集され分担を割り振り。傷病者へ安全に早く接触するために必要な準備です。T隊長がんばっています。覚知から8分でヘリも要請、現場に医療投入です。
栄町エマルゴ4
救急隊員と医師とが協力して適切な施設と輸送手段を選択します。
いままでの訓練の中で一番早く現場医療投入と病院への搬送開始。
栄町消防本部は千葉県で一番小規模な消防本部ですが、
全員がお互いの顔を知っている団結力が強みです。
引き締まった活動が展開されます。
栄町エマルゴ1
コーディネーターM医師と現場活動で活躍した指揮官のみなさん。お疲れさまでした。
消防と医療のコラボでこれからも地域の救命力を上げてまいりましょう。