2017-10-17 16:55 | カテゴリ:ブログ
皆さん、こんにちは。管理者Oです。

またまた随分と更新が滞っておりましたが、今回は大人気連載企画『ドクターヘリのお仕事』の第6弾をお届け致します。
今回のテーマは「CS」についてです。コード・ブルーの劇中で『ドクターヘリ、エンジンスタート!』と無線を流していたあの方が今回の主人公となります。それではご覧下さい↓

どうも!広報班のK城です。
今回は「CS」についてお話しします。

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CSとはCommunication Specialistの略で、ドクターヘリの運航管理(者)を指します。
「コミュニケーション・スペシャリスト」は長いので通称「CS」と呼んでいます。
CSはドクターヘリが安全かつ確実に目的地に到着できるよう無線や電話を用いて、消防やヘリクルー、成田空港などの管制と調整を行います。
ドクターヘリの運航に関しては今後説明していきますが、1つのミッションだけでもCSでは多くの作業を行い、特に重複要請の際は大忙しです。
複数の重複ミッション、多数傷病者発生事案等の場合には、医師は患者さんの重症度、緊急度からヘリの運航プランを決定していきますが、CSとの連携が不可欠です。
医師は患者さんの救命を優先して活動します。時には患者さんの命を優先し、運航の安全性を損ねるプランを提案してしまう場合もあるため、CSと連携してそのバランスを調整し、安全、確実、迅速なドクターヘリ運航をプランニングすることが非常に重要です。

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コード・ブルー3の第2話では多数傷病者事案で2次ランデブー、3次ランデブーまで活動しており、見事なCS、消防の連携が行われていました。こういったドクターヘリ運航の話はまだ少し難しいと思いますが、少しずつお伝えできたらと考えています。
また劇中で白石が度々CSルームで無線を通して連絡をとっているシーンがみられますが、医療スタッフの無線連絡がスムーズできるのも、CSで素晴らしいドクターヘリ運航管理をされているからだと思います。

以上です。いかがでしたでしょうか?
以前からお伝えしておりますように、ドクターヘリが安全に、そして効率良く運航できるのはたくさんのスタッフの努力があるからだということがお分かり頂けたのではないでしょうか。当たり前のことを毎日当たり前にこなすことが、実はとても難しかったりしますよね。
北総救命は全てのスタッフで協力しながら、今後も安全、確実、迅速なドクターヘリ運航を行って参ります。
2017-10-01 23:14 | カテゴリ:ブログ
皆さん、ご無沙汰しております。管理者Oです。

『コード・ブルー ~ドクターヘリ緊急救命~ THE THIRD SEASON』最終話の医療シーン解説をupしてから、更新を怠っていました。
その間、本当に多くの方から激励や楽しんで頂いた旨のコメントを頂いておりました。本来でありましたらお一人ずつ返信すべきところこのような形でのご連絡となってしまい申し訳ありません。改めまして、毎週の医療シーン解説をご覧頂きまして誠に有難うございました!

さて、本日は少しマジメな内容です(笑)

先日、私とS藤Dr.とで「第76回アメリカ外傷外科学会(The 76th annual meeting of the American Association for the Surgery of Trauma)」に参加してきました。
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重症外傷診療を得意としている北総救命にとっては、最も重要な国際学会の一つです。今回はアメリカでも有数の治安の悪さ(!!)を誇るBaltimoreでの開催で、渡米前は少々緊張しておりましたが、実際に訪れてみると学会会場周辺は観光客の多い港町で気候も良く、非常に快適に過ごすことができました。
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そんな恵まれた環境の中、当科より2演題のポスター発表を行いました。
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慣れない英語に悪戦苦闘しながらも、次の研究に繋がる良いdiscussionが出来たと思います。

そして、同じ日本から参加されていた他施設の先生方とも主に懇親会を通じて親交を深めることができ(写真撮り忘れました。。)、更には今後の新たな取り組みに向けてお話ができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

最終日は少しだけ観光を☆
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米英戦争で防衛要塞となったFort McHenryへ。いかにもアメリカらしい場所で、資料館ではアメリカ国歌が流れた後にカーテンが開くとアメリカ国旗が眼前に現れるなんていう仕掛けが用意されていました。日本人にはあまり馴染みのないBaltimoreですが、アメリカの中ではそれなりに有名な観光地のようでして、多くの観光客の方がいらっしゃいました。

勉学に観光にと、非常に貴重な1週間のアメリカ滞在でした♪
北総救命ではこのような国際学会発表を奨励しており、次回はヨーロッパ集中治療医学会(European Society of Intensive Care Medicine; ESICM)に参加された先生の報告をupしたいと考えております。
更には先日のメキシコ地震での国際緊急援助隊として派遣された当科S本Dr.の報告予定もございますので、楽しみにしていて下さい!

それでは、少し更新頻度は減ってしまうと思いますが、皆様どうか当ブログのことを忘れないで下さいね(笑)
またお会いしましょう!!