2017-11-22 14:45 | カテゴリ:ブログ
皆様、こんにちは。管理者Oです。

随分とご無沙汰をしておりました間に、いつの間にか真冬の寒さとなっていました。
ドラマ『コード・ブルー』の医療監修を行っていた際には暑さと戦っていたのに。。時が過ぎるのは早いですね。
さてさて、最近の北総救命には先月の長雨で閑散としていたのが嘘のように連日重症患者が搬送されてきております。
急激に寒くなり、インフルエンザはもとより心疾患や脳血管疾患が増加傾向です。皆様、どうぞ体調にはくれぐれもお気を付けください。

では改めまして、かなりお久しぶりではありますが、大人気連載シリーズ『ドクターヘリのお仕事』の第7弾をお届け致します。
今回のテーマは【ランデブーポイント】についてです↓

どうも!広報班のK城です。
今回は「ドクターヘリ運航(患者さんに接触するまで)」について。
コード・ブルーでも「ランデブーポイント」という言葉が良く聞かれていましたが、「ランデブーポイントって何ですか」という質問を多く頂きます。
「ランデブーポイント」とは、患者さんと医師が接触するドクターヘリの場外離着陸場を指します。少し専門性が強くなりますが、今回はドクターヘリ運航(患者さんに接触するまで)についてお話します。

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今回は最も基本的な活動フローをお話します。
図の様にドクターヘリ対応事案となる交通事故が発生すると、119番通報を受けた消防指令から、①救急隊へ現場出動指示、②支援隊へランデブーポイントへの出動指示、③ドクターヘリの出動要請が行われ、それぞれが出動します。
事故現場に向かった救急車(①)は患者さんを救急車に収容し、ランデブーポイントに向かいます(④)。支援隊はランデブーポイントへ向かい(②)、到着後、ランデブーポイントの安全確保を行います。ドクターヘリはランデブーポイントへ出動し(⑤)、患者さんを診療します。
「ランデブーポイント」は公園や学校の運動場等安全にドクターヘリが着陸できる場所が選定されており、千葉県にはドクターヘリのランデブーポイントは969ヶ所あります。
コード・ブルーでも様々なランデブーポイントにドクターヘリが着陸していますね。
見直してみると、「ここは本当にランデブーポイント?」という思われるシーンもあると思います。
もちろん、現場の直ぐ傍に緊急着陸する「現場直近」事案や、ランデブーポイントから現場に医師が向かう「現場医師派遣」事案の場合は少し活動フローが異なってきますが、これらは次回お話します。

最近、日常業務の忙しさに甘えてblogの更新が疎かになっており申し訳ございません。
『コード・ブルー』の影響でしょうか、各種メディアで「ドクターヘリ」や「救急医療」を取り上げられることが多くなり、上記【ランデブーポイント】にドクターヘリを一目見ようと多くの方が集まって来られます。このように我々の活動が注目されることは大変有難いことだと思いますが、現場には『命の危機に瀕した患者さん』がおられます。写真や動画の撮影時はくれぐれも患者さんのプライバシーにご配慮頂けますよう何卒宜しくお願い申し上げます。更にドクターヘリの離発着時には大変強い風(ダウンウォッシュ)が吹きます。帽子や手荷物、小さなお子様などが飛ばされませぬよう可能な限り離れた場所での見学をお願い致します。

最後に、少しご気分を害するようなことを申し上げて恐縮ですが、今後とも安全なドクターヘリ運航にご協力頂けますと幸いです。
それではまた次回お会いしましょう☆