2014-06-13 14:16 | カテゴリ:ブログ
梅雨…毎日どんよりした空模様で、なかなか気分が冴えない日々が続いていませんか?
ここのところの雨天・曇天ではドクターヘリの運航もままならず、北総救命らしくない日々が続いています。

かねてより告知していたDr.市川出演のNHK番組“明日はどっちだ”はご覧頂けましたか?いよいよ残すところあと1回となりました。最終回はいよいよドクターヘリに搭乗、きっと成長した姿が見られることと思います。

さて、ここのところ宴会の写真続きでしたので、今回は少し趣向を変えた2つの話題をお送りしたいと思います。

まずはドクターヘリに関する話題です。ドクターヘリの財源は都道府県が導入する際にドクターヘリ導入促進事業として国が補助をする形で賄われています。しかし、これは年間出動件数が400件と見込んでの補助であり、北総HEMSの様に年間出動件数が1000件を超える状況では多額の赤字を生み出していることになります。
そこで北総HEMSではロンドンの救急ヘリコプターのシステムに倣って、資金援助していただける企業を募りその対価としてその企業のロゴをドクターヘリの機体や、医師・看護師が着用するフライトスーツに貼り出すことを進めています。
victorinox normeca asia
すでにVICTORINOXとNormeca Asiaからスポンサーとしての援助を頂いていましたが、2014年4月より新たにdocomo®が参入してくれることとなりました。
写真 2014-05-09 8 52 18

先の記事にもありますようにdocomo®とはかねてより「救急現場活動モバイル動画伝送システム」の共同研究を行っていましたが、今回新たにドクターヘリ事業に資金援助を頂いたことでさらに切磋琢磨できる関係性が築けると同時に、さらなる病院前救急医療の発展に供に取り組めることと確信しています。


二つ目の話題は国際学会に関して、です。
すでに北総救命は国内外の学会において、外傷診療への取り組み・スピリッツを数多く発信してきましたが、今回はECTESという学会で松本部長とDr.益子が発表してきました。
ectes
ECTES(European Congress of Trauma and Emergency Surgery)はヨーロッパの権威ある学会の一つで、今回はドイツ・フランクフルトでWorld Trauma Congressと共同開催されました。
松本先生2
松本部長はオーラルセッションで
松本益子
Dr.益子はポスターセッションで
中には世界でも先進的な内容が含まれ、いずれも大きな反響があったようです。
今後も日頃の診療の成果を北総救命スタッフ一同、発信していきたいと思います。

学会発表を成功裏に終わらせて、せっかくヨーロッパまで来たのだから、と二人が向かった先はADAC HEMS ACADEMYです。
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これはドイツのADAC航空救助法人が設立した、Crew Resource Managementのための救急飛行訓練所です。この施設ではヘリコプターパイロットの為の飛行操縦訓練と医療者を含む救急関係者の幅広い医療訓練が行えるそうです。
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シュミレーション用の設備は実際のヘリコプター機体から集中治療室までと充実しており、限りなく実際の病院前救急診療を模した専門的な救急医療訓練を可能としています。
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今回の視察の内容を聞いてoff-the-job trainingの重要性を改めて認識し、このような施設が日本にも必要であることを強く考えさせられました。是非とも実現して欲しいものですね。

今回の更新はここまでです。
ではみなさん、来週の市川さんもお楽しみに(^^)

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