2018-06-06 15:19 | カテゴリ:ブログ
皆様、こんにちは。
今回は直前ということもあり最短での告知を致します。

本日16時50分からフジテレビ系列(デジタル8ch)で放送される『プライムニュースイブニング』内で先日本格運用がなされた【D-call Net】についての特集が取り上げられます。

関東ローカルなのか、特集が何時から放送されるのかなど不明な点も多いので大変恐縮ですが、お時間ありましたら是非ともご覧下さい!

http://www.fujitv.co.jp/prime_evening/index.html
2018-05-07 22:46 | カテゴリ:ブログ
皆さん、こんばんは。管理者Oです。

怒涛のようなGWが終わり、北総救命も通常業務体制へと戻りましたが相変わらず病棟改修に伴って患者さんの受け入れを制限しなければならない状態で、関係機関の皆様には大変ご迷惑をお掛けしております。

さて、そんな少し元気のない北総救命に待望の便りが届きました。
その愛されキャラは生まれつき、1ヵ月経てば研修医からもイジられる、もとい慕われるN山先生は3月まで北総救命の元気印でした。N山先生がいなくなったせいで某S本先生がイジられる頻度が増えたとか、減ったとか(笑)
500回を超えたドクターヘリ搭乗回数(通称:飛ばない飛ばない詐欺)を記念したトロフィーのお礼と共に、異動に際しての所感が送られてきました。ややくだけた表現も含まれておりますが、そこはご愛嬌ということで原文のまま転載致します。

『相変わらず刺激的な日々を過ごされているようで、お慶び?申し上げます。
異動に当たっての所感とトロフィーのお礼、ともに遅くなってすみません。

自分は一般外科を約10年学んだのち、卒後12年目で北総救命の門を叩いたわけですが、初々しくもない自分にも多くのご指導、多くのチャンスを与えていただき、改めて感謝申し上げます。血管内治療も、取り敢えずは怯まず臨めるようにはなりました。外傷も、少々のケガでは驚かなくなりました。が、それも北総救命にいたからこそヨユーをカマしていられたのだろうとも思いますので、初心を忘れないよう自らを戒めております。

永山救命は脳神経外科対応の傷病者が多く、当然「意識障害」の患者さんも多いです(笑)。
異動して1ヶ月経ちましたがまだまだ慣れないことも多く、面白いこと?を思いついてもなかなか口に出せない日々ですが、頑張っていろいろ勉強し直してます。

北総救命の益々のご発展を祈念…するまでも無かろうかと思いますので敢えてそれはしないでおいて、皆さんとともに挑み続けた重症外傷、病院前診療との闘いの日々を糧に、自分も精進してゆきます。
ありがとうございました!

…で、トロフィー拝受致しました。永山救命副センター長の久野先生と若手のエース佐々木先生、羽鳥先生らと写真撮ってもらいました。北総救命のHPに載っても大丈夫なはずです。…決してHPに載せてくれと言っているわけではありませぬ。』

無題


と、いうことでHPではありませんが、Blogにバッチリ載せちゃいました!!

私個人も短い期間ではありましたが、かなりお世話になった先生でいまだにN山ロスが続いておりましたので、この便りは非常に嬉しかったです。異動になったとはいえ、同じ日本医科大学救急医学講座の同門である多摩永山病院で勤務されておりますので、今後ともお会いする機会は多々あることと信じております。
Dear N山 Dr.
See you again!
2018-05-02 23:24 | カテゴリ:ブログ
皆様、こんばんは。管理者Oです。

珍しく連投です(笑)
決して暇を持て余しているわけではありません。むしろ病棟改修が始まろうとしているにもかかわらず重症外傷患者が立て続いているためGW真っ只中の北総救命は自転車操業状態でてんやわんやな状況です。

↓は、がらんとした改修前の病棟

2W.jpg

さて、そんな中で3月まで北総救命で短期研修をされていた2名の先生方より研修修了報告が届きましたので、掲載させて頂きます。
まずは東京都立小児総合医療センターから来られていたM本先生(写真右)より
森本先生

『北総救命での研修を終えて
1月から3月までの3ヶ月間、研修としてお世話になりました。救命医としてのプレホスピタルでの患者接触から初療、集中治療、一般病棟から退院/転院と、一連の流れを数多くみさせていただいて、非常に充実した研修でした。また医療現場から社会貢献するべく様々な分野での研究や活動も一部見せていただき、医師としての視野も広がりました。今後とも、小児の重症外傷管理を通して、救命というフィールドで共に同じ方向に向かう仲間でありたいと思います。本当にありがとうございました。』

続いて石川県立中央病院より来られていたH谷先生(写真右)より
蜂谷先生

『本年度石川県にドクターヘリが導入されるにあたり、1月から3か月間、HEM-Net医師研修助成事業で北総救命での研修をさせていただきました。
 研修先としていくつか候補の病院がありましたが、北総救命を選択させていただいた最大の理由は、重症外傷を勉強しなおしたいとの思いからでした。
北総救命では、当院では何か月、もしくは何年に1例クラスの重篤な外傷症例が日常茶飯事でした。最初はあまりの重症度、数の多さに「とんでもないところに来てしまった」と思いましたが、スタッフの皆さんに支えられ、楽しく研修することができました。重症外傷の、外来⇒ICU⇒一般病棟の一連の治療の流れを経験でき非常に勉強になりました。
 ドクターヘリ研修においても、様々な症例、様々なシチュエーションを経験でき、加えて経験豊富な先生方から各症例ごとに実践的な指導をいただき、とても勉強になりました。プレホスピタルだけではなく、外来、病棟管理を経験することで、いちフライトドクターとしての研修だけではなく、ドクターヘリの基地病院スタッフとしての研修ができたように思います。
今回の研修を通じて痛切に感じたことは、ドクターヘリが導入されても、それをしっかりと活用できなければ何の意味もないということです。ドクターヘリといえば、現場での緊急処置が注目されがちですが、現場での緊急処置から、病院での迅速かつ高度な救命処置にスムーズにつなげる体制づくり、スタッフ教育が重要だと感じました。
3か月間、大変な研修でしたが、スタッフの皆さんのおかげで楽しく、有意義な時間を過ごすことができました。北総救命で学んだことを生かし、少しでも多くの方の力になれるよう、精進していこうと思います。』

いかがでしたでしょうか。お二方ともわずか3か月間という短い期間であったにもかかわらず濃密な研修を送られたようですね。
このように北総救命は時期や期間にかからわらず研修に来られる先生方を歓迎しております。興味を持たれた方はまずは当科HPをご覧頂き、八木医局長宛てにご連絡下さい☆
2018-05-02 22:17 | カテゴリ:ブログ
皆様、こんばんは。管理者Oです。

今回は簡潔に当科医局員執筆論文が掲載されましたので、ご報告致します。
2016年4月に起こった熊本地震における患者空路搬送についてM村医師執筆論文が日本医科大学雑誌に掲載されました。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jnms/85/2/85_2018_85-19/_article/-char/ja

オープンアクセスとなっておりますので、是非ともご一読下さい。
2018-04-24 11:43 | カテゴリ:ブログ
こんにちは。管理者Oです。

季節外れの夏日が全国各地で観測され、4月にもかかわらず熱中症患者が多く発生するなど不思議な天候が続いている時分ですが皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
北総救命にも相変わらず多くの重症患者が搬送されてきており、新年度を落ち着いて迎える余裕など全くない状況が続いております。

さて、本日はそんな外の気候に負けないくらい『熱い』話題をお届け致します。
先に宣言しておきます!今回はものすごく重要かつ素晴らしい内容です。決して今までの内容が素晴らしくないわけではありません(笑)
これまでも日本のみならず、世界でも注目を集めてきたD-Call Net
本格運用について北総救命が誇る熱男、M村医師からの報告です。

D-Call Net本格運用開始

北総救命が救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net)D-Call Net研究会、日本大学工学部などと共に開発、普及を手掛けてきた「救急自動通報システム(D-Call Net)」の全国本格運用が、今月(2018年4月)より開始されました。北総救命では2015年11月から同システムの試験運用を行ってきました。
D-Call Netとは、交通事故により重症のケガを受傷した患者のもとに少しでも早くドクターヘリで医師を派遣し治療を開始することを目的に開発されたシステムで、事故車両から自動的に発信された情報を基にドクターヘリが出動します。

*D-Call Net
https://www.youtube.com/watch?v=i4p6dV27i1c

図1

 2018年1月某日に発生した交通事故では、本システムを通じて病院は発生からわずか1分後に事故を覚知し(通常の事故では発生から119番までに平均5分、さらにドクターヘリ要請までに平均15分、つまり事故から約20分後に基地病院に情報が入ります)、ドクターヘリは(他事案対応のため即時対応が制限されたにも関わらず)事故から19分後には現場上空に到達することができました。もしD-Call Netとドクターヘリが起動しなかったとすれば、患者が病院に到着し診療が開始されるまでには70分以上を要していたと考えられました。
交通事故の患者2人のうち1人は、頭部・胸部・下肢のケガで重症。本システムによる迅速な対応が奏功しました。これは、「(交通事故の)工学的情報により(ドクターヘリによる)医師派遣システムが起動された“世界初”の事例」でした。これらの内容は2018年4月20日(金)の読売新聞でも報道されました。

図2

D-Call Net新通報システム

 交通事故が発生した際に、確実に病院と消防へ情報を通知できてこそ、D-Call Netは効果を発揮します。これまでは病院内に設置された端末が情報を受信しても、そこから医師などのスタッフに迅速かつ確実に通知されない可能性がありました。そのため、通報システムを改良し、事故情報を医師へ直接送信できる新しいシステムに改良を行いました。新システムの通報訓練を行いました。

図3

図4

図5

図6

日本大学・交通事故総合分析センター(ITARDA)との交通事故実態調査、自動車会社との研究で「世界一安全な道路交通社会」の実現を目指す

 D-Call Netでとても重要なことは、「交通事故に関する情報」から「クルマの乗員(クルマが衝突した相手)が重症である確率」を正確予測することが極めて重要です。このために北総救命は、日本大学工学部・理工学部、交通事故総合分析センター(ITARDA)や各自動車メーカーとともに実際の交通事故のデータを分析し、さらに事故現場・事故車両・患者を詳しく調査して計算式(アルゴリズム)の作成と精度評価を行っています。アルゴリズムは過去280万件の交通事故データを基に作成され、交通事故に関わる工学的な情報(短時間当たりの車両の速度変化、衝突方向、複数衝突か否か、シートベルト着用の有無)が、乗員の死亡・重症確率を算出する際の要素になっています。
加えて、これらの研究の成果は自動車づくりにも活用され、乗員に加えて交通弱者(歩行者、自転車乗員、自動二輪乗員)にとっても、より安全性の高いクルマが作られるようになってきています。
 北総救命は、交通事故で受傷した患者の元にドクターヘリなどで一刻も早く医師を派遣し、効果的な治療を行うことで救命率の向上や後遺症の軽減を目指すとともに、交通事故外傷予防にも深く関与しています。このような活動を通し、北総救命は「世界で最も安全な道路交通社会」の実現を目指しています。

図7

図8

いかがでしたでしょうか?
これからの救急医療の常識を大きく変えてしまうであろう、このD-Call Net。
10年後に『こんな当たり前のものについて、仰々しく騒いでいたね』と言われるような世の中になっていてくれていることを願っております。
それではまた☆