2018-01-31 23:13 | カテゴリ:ブログ
皆様、こんばんは。管理者Oです。

珍しく短期間での連続upです☆
ただし、私が優秀だからではありません(笑)ネタを提供して頂けたからです。

北総救命が広報活動にも尽力していることは本ブログ内でも度々取り上げてきましたが、今回、中国は北京での講演会の機会がありましたので、発表者より活動報告してもらいます。

こんにちは、広報担当のK城です。
今回JICA(独立行政法人国際協力機構;Japan International Cooperation Agency)中国に依頼を頂き、中国友好病院で開催された航空医療検討会で日本のドクターヘリ事業、北総ドクターヘリについて講演してきました。

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日本のドクターヘリ事業においても、ドクターヘリ基地が違えば、コンセプト、運航方法が異なる様に、国が違えば医療システム、消防システムも全く異なります。
中国では医療費はほぼ全額自己負担で、日本のように医療保険制度は普及していません。また、日本は火災、急病人共に119番に連絡しますが、中国では2つの連絡先は異なります。そして、救急車の運営は民間企業が行っており、費用は全額自己負担(平均約2万円)であるため、一般の方はほとんど救急車を利用しません。
中国でも最近ドクターヘリ事業(民間企業が運営)が開始されましたが、ドクターヘリも現状全額自己負担(約50万円〜100万円)で、航空管制の調整のため出動には最低30分必要、フライトドクター不足、国の支援体制整備等多くの課題があるため、今回お声掛け頂き、日本のドクターヘリ事業について公演させて頂きました。

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昨年インドに行った際も感じましたが、日本の消防、ドクターヘリの歴史、そして自施設や、夫々の地域のドクターヘリ運航について理解しておくことが非常に重要だと感じました。
短期間の中国滞在でしたが、劇的な経済発展と、発展途上が混在しており、非常にエネルギーを感じました。

以上、講演会報告でした。
北総救命は今後も日本のみならず世界のドクターヘリ事業を牽引していけるよう益々精進していく所存ですので、関係各所の方々へは一層のご協力をお願いしたく存じます。

次回は富山から1か月間の短期研修に来られていた先生からの研修修了報告を取り上げる予定です。
お楽しみに~
2018-01-29 23:25 | カテゴリ:ブログ
皆さんこんばんは。管理者Oです。

先週はニュースでも大変話題となりました通り、関東は歴史的な寒波&大雪に見舞われました。
都心部では交通網が軒並み寸断され、大変な影響が見られたようですが、北総救命があります千葉県北部も10㎝を超える積雪となり外の景色が一夜にして雪国と化してしまいました。

ドクターヘリは大変有用な医療ツールでありますことはもはや説明不要と思われますが、唯一の欠点と言っても過言ではないのが『悪天候に弱い』ことです。いや、弱いというのは少し語弊がありますね。ドクターヘリに搭乗する医療者の安全を最大限担保するために、非常に厳重な飛行ルールが決められているのです。この点につきましては別の機会にご紹介できればと思っております。

さて、またまた前置きが長くなりました。
本日は今月より短期研修を行っている先生方を(かなり遅ればせながら)ご紹介致します。スミマセン、個人写真が現時点で
手元になく送別の際のお楽しみということで(笑)

1人目は石川県立中央病院よりHEM-Net(認定NPO法人救急ヘリ病院ネットワーク)の事業として3か月間研修に来られておりますH谷先生。今年度より石川県立中央病院についに念願のドクターヘリが導入されることとなったようで、その事前研修を目的とされています。

2人目は東京都立小児総合医療センターの集中治療科より同じく3か月間研修に来られておりますM本先生。東京都立小児総合医療センターからは、小児重症(外傷)患者の集学的治療連携を行っている兼ね合いから定期的にドクターヘリ&重症外傷診療の研修に来ていただいており、M本先生もその一人です。

お二方とも大変温厚な性格で早々に院内の雰囲気にも溶け込んでいらっしゃるようですが救急医(集中治療医)としての引きが強いのか、1月に入り重症外傷患者が非常に多く、早速北総救命の真骨頂であるEFT(Emergency Field Thoracotomy)を経験されておりました。

最後は富山県立中央病院より外傷診療の研修に1か月間来られておりますM越先生。先程も述べましたが今月は重症外傷患者が非常に多く、大変勉強になると仰って頂けました。願わくば3か月間程度研修してもらえれば、もっと沢山の経験ができると思うのですが、富山にM越先生の帰りを待ち望んでいる方が沢山いらっしゃるとのことですので、残り数日間で出来うる限りの経験を積んでもらえたらと思います。

個人写真はありませんでしたが、歓迎会の時の集合写真(全員写っております)を↓

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手前味噌ではありますが短期間であっても北総救命でしか経験できないような症例というのは少なからず存在し、必ずや各々の先生方に何らかのインパクトを与えられるものと信じております!それぞれの先生方が充実した研修を送って頂けるよう願っております☆

このように短期~中期の研修は随時受け付けておりますので、興味を持たれた先生は是非ともご連絡下さい。多少田舎暮らしとなってしまいますが(笑)、絶対に損はさせない自信があります。ご連絡をお待ちしております。
2018-01-11 00:05 | カテゴリ:ブログ
皆様、明けましておめでとうございます。管理者Oです。

2017年中に掲載しようとしていた本投稿。。気付けば新年になり早10日も過ぎようとしております。
言い訳のように感じられるかもしれませんが、年末年始の北総救命には休みなどあるもはず、重症患者の初療、緊急手術、病棟管理と普段通りの慌ただしい日常が訪れており、あっという間に2018年を迎えておりました。

はい、すみません。ブログ更新をサボっていた言い訳です。本当はきちんとお休みも頂いてました。
お休み中には北総救命から程近い「成田山新勝寺」へ初詣に行き、皆様の無病息災とあってはならないことではありますが万が一の有事の際には北総救命がしっかりと手助けすることができますようお祈りして参りました。

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さて話は2017年に遡りますが、12月いっぱいで九州は熊本赤十字病院より外傷診療を学びに来られたH口先生が半年間の研修を終えられました。

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外傷外科医志望の女医さんということで、どんな強烈なキャラクターなのか(失礼!!笑)と来られる前はガクブル((((;゚Д゚))))でしたが、実際にはとても穏やかで心優しい先生でした。そのため研修生であるにもかかわらず特に病棟の患者さんからの信頼は絶大で、H口先生のいなくなった今、その有難さを医局員一同改めて実感しています。

半年間の北総救命での研修では病棟管理の仕事はもちろん、ドクターヘリ搭乗58件、ラピッドレスポンスカー出動8件、手術30件程度と非常に多くの経験が出来たようです。

そんな忙しい研修の合間を縫って、せっかく千葉県に来たのですから。。。
そうです!やはり東京ディズニーリゾートは欠かせませんよね(笑)半年間ですっかり仲良しになった同学年のO田先生と楽しいひと時を過ごしたみたいです☆

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非常に優秀な先生で正直に申しますと熊本に帰すのは大変惜しいなと思いましたが、きっと熊本にはH口先生の帰りを待ち望んでいる人たちが沢山いるでしょうから、我々は涙をのむことにしました。

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↑はH口先生お手製のダッフィー@北総救命です。細かいところまで北総救命のフライトスーツが再現されていてビックリ!
女子力も高くて、本当に尊敬します。

H口先生、ブログ掲載が年を越してしまい申し訳ありません。半年間本当にお疲れ様&お世話になりました。
熊本の救急医療の発展のためこれからも頑張ってくださいね。
またいつかお会いできるのを北総救命医局員一同楽しみにしております。
2017-12-29 21:21 | カテゴリ:ブログ
皆さん、こんばんは。管理者Oです。

重症患者の搬入が続く北総救命での日々に忙殺されていると、気付けば年の瀬が迫ってきており2018年がすぐそこにやってきております。大変寒さの厳しい中、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて年の瀬、師走と言えば。。そうです!『忘年会』です。
先日、北総救命主催の医局忘年会、更には日本医科大学救急医学講座主催の忘年会が開催されましたので、その様子をご報告致します。

まずは【北総救命忘年会】

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当科松本教授による開会挨拶では、2017年の総括及び関係各所への感謝の言葉が述べられ、威勢の良い発声で「乾杯」


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ブルゾン〇りなではO田医師がダメ救急医と罵られていました(笑)

その他、豪華景品を掛けたビンゴ大会や活動実績の表彰などがあり、終始大盛況の忘年会となりました。
会の最後には集合写真をパシャリ☆ふんわり(一部はがっつり)紅潮した笑顔が素敵ですね。

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続いては【日本医科大学救急医学講座忘年会】

北総救命が属する日本医科大学救急医学講座の忘年会も毎年開催されており、当科からも教授以下、参加可能な医局員が参加しております。
由緒ある都内某ホテルで開催され、無我夢中で手を伸ばしたくなるほどの美味しい食事やお酒に囲まれながら和気あいあいとした雰囲気で会が進んでいると。。なんと、当科より2名の医師が表彰を受けました!

まずは今年救急科専門医試験に合格したO田医師。

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毎年かなりの難関と噂の救急科専門医試験ですが、今年は更に合格率が低かったとか。

忘年会①

忘年会②

実は自治医科大学出身のO田医師は、外傷やドクターヘリを学ぶため期限付きで現在北総救命で研修中です。彼のような内科救急医がいれば、医療過疎地でも安心ですね。もうしばらく一緒に頑張りましょう。

そして、今年八戸で開催された『第24回日本航空医療学会総会・学術集会』で最優秀ポスター賞を獲得したM子医師。

劇的救命

↑写真に本人が載っていないのはご愛嬌(笑)

忘年会③

忘年会④

忘年会ではしっかり本人がご挨拶!
と思いきや目が開いてない。。すみません、これしか撮っておりませんでした。確認不足です。管理者失格です。。。

気を取り直して。
ポスター発表の内容は、『病院前蘇生的開胸術からの社会復帰6例』という内容でした。
北総救命が積極的に施行してきた病院前での蘇生的開胸術から病院内での初療・集中治療と繋げ、自信を持って外部へ発信できる診療実績を積み重ねてきたことを評価されました。

O田医師、M子医師。改めましておめでとうございます。

さて、このように診療・教育・研究という大学機関としての機能維持に努めながらも、時にはみんなでワイワイと飲み会も行う北総救命の日常の一コマをお届け致しました。

次回は『新年のご挨拶』。。。
ではなく、半年間という短い期間ではありましたが遠く九州の地より外傷&ドクターヘリ研修に来られていた某ブルゾン〇りな先生が今月までで研修を終えられましたので、その様子を振り返りながら報告させてもらいたいと思います。
それでは次回もお楽しみに~
2017-12-19 16:18 | カテゴリ:ブログ
皆さん、こんにちは。管理者Oです。

近頃、非常に寒さの厳しい毎日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。
最近の北総救命は重症外傷患者の搬入が多く、医局員一同総力戦で診療にあたっております。

さて、本日は豪華2本立ての内容でお送り致します。
まず第一弾は大人気連載シリーズ『ドクターヘリのお仕事』の第8弾です。前回はランデブーポイントについてお話しさせて頂きましたが、本日はその応用編である【現場直近着陸・現場医師派遣】についてです。それではご覧下さい!

どうも!広報班のK城です。
今回も「ドクターヘリ運航(患者さんに接触するまで)」について。
前回は患者さんに接触するまでの基本的な活動フローをお話ししました。
今回は少し応用編ですが、「現場直近着陸」、「現場医師派遣」についてお話しします。
①現場直近着陸
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基本的な活動フローと同様に、まず救急車は現場へ向かいます(①)。
ドクターヘリもまずはランデブーポイントに向かうのですが、患者さんが重症で、緊急度が高い場合は現場直近着陸(現場の近くの空き地や道路などに着陸)を考慮します(②)。
通常は、ランデブーポイントへの患者搬送に時間を要す(救助事案で救出に時間を要す、多数傷病者事案、現場からランデブーポイントまでの距離が長い、ランデブーポイントの安全確保に時間を要す、などなど)場合は現場直近着陸を考慮します。本来であればすべてのドクターヘリ出動にはこの「現場直近着陸」が行われるべきです。ヨーロッパのドクターヘリはそうしていますが、日本では様々な事情でランデブーポイントが設けられているのです。
これまでもお話した通り、ドクターヘリの活動において、安全に運行することは大前提です。現場近くに安全にドクターヘリが降りる場所が無い場合、降りたい場所の安全確保ができない場合などは、現場直近着陸は不可能と判断しますが、ヘリスタッフと消防などとの連携が上手くいった場合、最も早く患者さんに接触できます。

②現場医師派遣
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患者さんが重症(の可能性が高い)であれば、現場直近着陸を考慮しますが、ランデブーポイントへの患者搬送に時間を要す(事が予測される)場合や、現場直近着陸が不可能な時には、ヘリスタッフはランデブーポイントから現場に向かいます(④)。
①、②、③の流れは基本フローと同様ですが、現場に向かう時は、消防に依頼して現場医師派遣用の車輌を用意して頂き、ランデブーポイントから現場に出動します。

前回と今回で患者さんに接触するまでのドクターヘリ運航の流れを説明致しました。
事故の発生した場所、現場直近着陸の可否、ランデブーポイントへの距離、出動する救急車の消防署と現場の距離、傷病者数、傷病者の重症度など、ミッションによってすべて異なるため、ミッションごとの活動プランニングが必要です。
コードブルーでのミッションも非常に多彩でしたよね。ドクターヘリの要請内容、ヘリの着陸場所、出動先、現場の状況等をみながら、自分であればどう対応するかいつも考えさせられていました。
皆さんもどういうミッションか想像しながら改めて見返して頂けたら、また違った緊張感を感じられるかもしれませんよ☆

いかがでしたでしょうか。ドクターヘリの一番の目的は可能な限り早く「医療スタッフ」を患者さんのもとへ運び、医療を開始させることにあります。その目的を達成するために様々な工夫が行われているということを少しでも知っていただければ幸いです。

本日第2弾は、北総救命広報担当K城Dr.が先日千葉大学で開催されました『TED×ChibaU』に登壇し、当科の活動等を発表されたそうです。早速活動報告が届いておりますので、ご覧下さい。

広報担当K城です。先日TEDxChibaUに登壇させて頂きました。

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これまでの学会発表や講演と違い、TED風プレゼンテーションの準備をするのは戸惑いと恥ずかしさがありましたが、ドクターヘリ事業、フライトドクター、北総救命についてお話させて頂きました。
今回の講演では特に我々が取り組んでいる“情報の見える化”について話をさせて頂きました。TEDはよく“プレゼンテーション力”にFocusが当りますが、私は言葉での表現にはあまり自身が無かったので、講演の内容にも併せて、写真や映像を交えた発表で頑張りました。
他のスピーカーのプレゼンテーションを聞いて感じましたが、取り組んでいる活動を言葉で伝える能力、それを印象づける言葉・写真・映像の使い方、そしてそれを裏付ける根拠・結果を提示すること、いずれも重要だと感じました。
一般市民の方々にドクターヘリ事業、救急医療活動の理解を更に深めて頂けるよう努めていく必要があることを再確認しました。

さすが、北総救命の広報担当!説得力が違います☆
このように事前準備などは大変ですが、今後も救急医療やドクターヘリ事業、そして北総救命のアピールのためにどんどんと広報活動を行っていきたいと考えております。

さて、時期は年の瀬、師走ですね。師走といえば。。そう!忘年会ですよね。
ということで次回は先日行われた忘年会の活動報告(笑)を行いたいと思います。それでは次回もお楽しみに☆