2017-12-29 21:21 | カテゴリ:ブログ
皆さん、こんばんは。管理者Oです。

重症患者の搬入が続く北総救命での日々に忙殺されていると、気付けば年の瀬が迫ってきており2018年がすぐそこにやってきております。大変寒さの厳しい中、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて年の瀬、師走と言えば。。そうです!『忘年会』です。
先日、北総救命主催の医局忘年会、更には日本医科大学救急医学講座主催の忘年会が開催されましたので、その様子をご報告致します。

まずは【北総救命忘年会】

忘年会3

当科松本教授による開会挨拶では、2017年の総括及び関係各所への感謝の言葉が述べられ、威勢の良い発声で「乾杯」


忘年会1

ブルゾン〇りなではO田医師がダメ救急医と罵られていました(笑)

その他、豪華景品を掛けたビンゴ大会や活動実績の表彰などがあり、終始大盛況の忘年会となりました。
会の最後には集合写真をパシャリ☆ふんわり(一部はがっつり)紅潮した笑顔が素敵ですね。

忘年会2

続いては【日本医科大学救急医学講座忘年会】

北総救命が属する日本医科大学救急医学講座の忘年会も毎年開催されており、当科からも教授以下、参加可能な医局員が参加しております。
由緒ある都内某ホテルで開催され、無我夢中で手を伸ばしたくなるほどの美味しい食事やお酒に囲まれながら和気あいあいとした雰囲気で会が進んでいると。。なんと、当科より2名の医師が表彰を受けました!

まずは今年救急科専門医試験に合格したO田医師。

Inked専門医_LI

毎年かなりの難関と噂の救急科専門医試験ですが、今年は更に合格率が低かったとか。

忘年会①

忘年会②

実は自治医科大学出身のO田医師は、外傷やドクターヘリを学ぶため期限付きで現在北総救命で研修中です。彼のような内科救急医がいれば、医療過疎地でも安心ですね。もうしばらく一緒に頑張りましょう。

そして、今年八戸で開催された『第24回日本航空医療学会総会・学術集会』で最優秀ポスター賞を獲得したM子医師。

劇的救命

↑写真に本人が載っていないのはご愛嬌(笑)

忘年会③

忘年会④

忘年会ではしっかり本人がご挨拶!
と思いきや目が開いてない。。すみません、これしか撮っておりませんでした。確認不足です。管理者失格です。。。

気を取り直して。
ポスター発表の内容は、『病院前蘇生的開胸術からの社会復帰6例』という内容でした。
北総救命が積極的に施行してきた病院前での蘇生的開胸術から病院内での初療・集中治療と繋げ、自信を持って外部へ発信できる診療実績を積み重ねてきたことを評価されました。

O田医師、M子医師。改めましておめでとうございます。

さて、このように診療・教育・研究という大学機関としての機能維持に努めながらも、時にはみんなでワイワイと飲み会も行う北総救命の日常の一コマをお届け致しました。

次回は『新年のご挨拶』。。。
ではなく、半年間という短い期間ではありましたが遠く九州の地より外傷&ドクターヘリ研修に来られていた某ブルゾン〇りな先生が今月までで研修を終えられましたので、その様子を振り返りながら報告させてもらいたいと思います。
それでは次回もお楽しみに~
2017-12-19 16:18 | カテゴリ:ブログ
皆さん、こんにちは。管理者Oです。

近頃、非常に寒さの厳しい毎日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。
最近の北総救命は重症外傷患者の搬入が多く、医局員一同総力戦で診療にあたっております。

さて、本日は豪華2本立ての内容でお送り致します。
まず第一弾は大人気連載シリーズ『ドクターヘリのお仕事』の第8弾です。前回はランデブーポイントについてお話しさせて頂きましたが、本日はその応用編である【現場直近着陸・現場医師派遣】についてです。それではご覧下さい!

どうも!広報班のK城です。
今回も「ドクターヘリ運航(患者さんに接触するまで)」について。
前回は患者さんに接触するまでの基本的な活動フローをお話ししました。
今回は少し応用編ですが、「現場直近着陸」、「現場医師派遣」についてお話しします。
①現場直近着陸
画像1
基本的な活動フローと同様に、まず救急車は現場へ向かいます(①)。
ドクターヘリもまずはランデブーポイントに向かうのですが、患者さんが重症で、緊急度が高い場合は現場直近着陸(現場の近くの空き地や道路などに着陸)を考慮します(②)。
通常は、ランデブーポイントへの患者搬送に時間を要す(救助事案で救出に時間を要す、多数傷病者事案、現場からランデブーポイントまでの距離が長い、ランデブーポイントの安全確保に時間を要す、などなど)場合は現場直近着陸を考慮します。本来であればすべてのドクターヘリ出動にはこの「現場直近着陸」が行われるべきです。ヨーロッパのドクターヘリはそうしていますが、日本では様々な事情でランデブーポイントが設けられているのです。
これまでもお話した通り、ドクターヘリの活動において、安全に運行することは大前提です。現場近くに安全にドクターヘリが降りる場所が無い場合、降りたい場所の安全確保ができない場合などは、現場直近着陸は不可能と判断しますが、ヘリスタッフと消防などとの連携が上手くいった場合、最も早く患者さんに接触できます。

②現場医師派遣
画像2
患者さんが重症(の可能性が高い)であれば、現場直近着陸を考慮しますが、ランデブーポイントへの患者搬送に時間を要す(事が予測される)場合や、現場直近着陸が不可能な時には、ヘリスタッフはランデブーポイントから現場に向かいます(④)。
①、②、③の流れは基本フローと同様ですが、現場に向かう時は、消防に依頼して現場医師派遣用の車輌を用意して頂き、ランデブーポイントから現場に出動します。

前回と今回で患者さんに接触するまでのドクターヘリ運航の流れを説明致しました。
事故の発生した場所、現場直近着陸の可否、ランデブーポイントへの距離、出動する救急車の消防署と現場の距離、傷病者数、傷病者の重症度など、ミッションによってすべて異なるため、ミッションごとの活動プランニングが必要です。
コードブルーでのミッションも非常に多彩でしたよね。ドクターヘリの要請内容、ヘリの着陸場所、出動先、現場の状況等をみながら、自分であればどう対応するかいつも考えさせられていました。
皆さんもどういうミッションか想像しながら改めて見返して頂けたら、また違った緊張感を感じられるかもしれませんよ☆

いかがでしたでしょうか。ドクターヘリの一番の目的は可能な限り早く「医療スタッフ」を患者さんのもとへ運び、医療を開始させることにあります。その目的を達成するために様々な工夫が行われているということを少しでも知っていただければ幸いです。

本日第2弾は、北総救命広報担当K城Dr.が先日千葉大学で開催されました『TED×ChibaU』に登壇し、当科の活動等を発表されたそうです。早速活動報告が届いておりますので、ご覧下さい。

広報担当K城です。先日TEDxChibaUに登壇させて頂きました。

無題1

無題2

これまでの学会発表や講演と違い、TED風プレゼンテーションの準備をするのは戸惑いと恥ずかしさがありましたが、ドクターヘリ事業、フライトドクター、北総救命についてお話させて頂きました。
今回の講演では特に我々が取り組んでいる“情報の見える化”について話をさせて頂きました。TEDはよく“プレゼンテーション力”にFocusが当りますが、私は言葉での表現にはあまり自身が無かったので、講演の内容にも併せて、写真や映像を交えた発表で頑張りました。
他のスピーカーのプレゼンテーションを聞いて感じましたが、取り組んでいる活動を言葉で伝える能力、それを印象づける言葉・写真・映像の使い方、そしてそれを裏付ける根拠・結果を提示すること、いずれも重要だと感じました。
一般市民の方々にドクターヘリ事業、救急医療活動の理解を更に深めて頂けるよう努めていく必要があることを再確認しました。

さすが、北総救命の広報担当!説得力が違います☆
このように事前準備などは大変ですが、今後も救急医療やドクターヘリ事業、そして北総救命のアピールのためにどんどんと広報活動を行っていきたいと考えております。

さて、時期は年の瀬、師走ですね。師走といえば。。そう!忘年会ですよね。
ということで次回は先日行われた忘年会の活動報告(笑)を行いたいと思います。それでは次回もお楽しみに☆
2017-12-13 15:43 | カテゴリ:ブログ
皆さん、こんにちは。管理者Oです。

突然ですが、告知をさせて頂きます。
当科K城医師が千葉大で開催されます【TED×ChibaU】で登壇致します。当日参加も可能なようですので、お時間ありましたら是非ともK城医師の勇姿をご覧下さい。

以下、詳細情報です。
日時:12月16日(土)10時~17時 (K城医師のSessionは1~3のうち1)
場所:千葉大学 西千葉キャンパス けやき会館
参加費:学生3000円、一般4000円
http://tedxchibau.com/event_2017/

最近は『コード・ブルー』の影響か、メディアにおける救急医療やドクターヘリの特集や取材が多くなっている印象がありますね☆この良い流れに便乗して(笑)、これからもどんどん北総救命をアピールしていきますよ~
2017-11-22 14:45 | カテゴリ:ブログ
皆様、こんにちは。管理者Oです。

随分とご無沙汰をしておりました間に、いつの間にか真冬の寒さとなっていました。
ドラマ『コード・ブルー』の医療監修を行っていた際には暑さと戦っていたのに。。時が過ぎるのは早いですね。
さてさて、最近の北総救命には先月の長雨で閑散としていたのが嘘のように連日重症患者が搬送されてきております。
急激に寒くなり、インフルエンザはもとより心疾患や脳血管疾患が増加傾向です。皆様、どうぞ体調にはくれぐれもお気を付けください。

では改めまして、かなりお久しぶりではありますが、大人気連載シリーズ『ドクターヘリのお仕事』の第7弾をお届け致します。
今回のテーマは【ランデブーポイント】についてです↓

どうも!広報班のK城です。
今回は「ドクターヘリ運航(患者さんに接触するまで)」について。
コード・ブルーでも「ランデブーポイント」という言葉が良く聞かれていましたが、「ランデブーポイントって何ですか」という質問を多く頂きます。
「ランデブーポイント」とは、患者さんと医師が接触するドクターヘリの場外離着陸場を指します。少し専門性が強くなりますが、今回はドクターヘリ運航(患者さんに接触するまで)についてお話します。

画像

今回は最も基本的な活動フローをお話します。
図の様にドクターヘリ対応事案となる交通事故が発生すると、119番通報を受けた消防指令から、①救急隊へ現場出動指示、②支援隊へランデブーポイントへの出動指示、③ドクターヘリの出動要請が行われ、それぞれが出動します。
事故現場に向かった救急車(①)は患者さんを救急車に収容し、ランデブーポイントに向かいます(④)。支援隊はランデブーポイントへ向かい(②)、到着後、ランデブーポイントの安全確保を行います。ドクターヘリはランデブーポイントへ出動し(⑤)、患者さんを診療します。
「ランデブーポイント」は公園や学校の運動場等安全にドクターヘリが着陸できる場所が選定されており、千葉県にはドクターヘリのランデブーポイントは969ヶ所あります。
コード・ブルーでも様々なランデブーポイントにドクターヘリが着陸していますね。
見直してみると、「ここは本当にランデブーポイント?」という思われるシーンもあると思います。
もちろん、現場の直ぐ傍に緊急着陸する「現場直近」事案や、ランデブーポイントから現場に医師が向かう「現場医師派遣」事案の場合は少し活動フローが異なってきますが、これらは次回お話します。

最近、日常業務の忙しさに甘えてblogの更新が疎かになっており申し訳ございません。
『コード・ブルー』の影響でしょうか、各種メディアで「ドクターヘリ」や「救急医療」を取り上げられることが多くなり、上記【ランデブーポイント】にドクターヘリを一目見ようと多くの方が集まって来られます。このように我々の活動が注目されることは大変有難いことだと思いますが、現場には『命の危機に瀕した患者さん』がおられます。写真や動画の撮影時はくれぐれも患者さんのプライバシーにご配慮頂けますよう何卒宜しくお願い申し上げます。更にドクターヘリの離発着時には大変強い風(ダウンウォッシュ)が吹きます。帽子や手荷物、小さなお子様などが飛ばされませぬよう可能な限り離れた場所での見学をお願い致します。

最後に、少しご気分を害するようなことを申し上げて恐縮ですが、今後とも安全なドクターヘリ運航にご協力頂けますと幸いです。
それではまた次回お会いしましょう☆
2017-10-17 16:55 | カテゴリ:ブログ
皆さん、こんにちは。管理者Oです。

またまた随分と更新が滞っておりましたが、今回は大人気連載企画『ドクターヘリのお仕事』の第6弾をお届け致します。
今回のテーマは「CS」についてです。コード・ブルーの劇中で『ドクターヘリ、エンジンスタート!』と無線を流していたあの方が今回の主人公となります。それではご覧下さい↓

どうも!広報班のK城です。
今回は「CS」についてお話しします。

無題1

CSとはCommunication Specialistの略で、ドクターヘリの運航管理(者)を指します。
「コミュニケーション・スペシャリスト」は長いので通称「CS」と呼んでいます。
CSはドクターヘリが安全かつ確実に目的地に到着できるよう無線や電話を用いて、消防やヘリクルー、成田空港などの管制と調整を行います。
ドクターヘリの運航に関しては今後説明していきますが、1つのミッションだけでもCSでは多くの作業を行い、特に重複要請の際は大忙しです。
複数の重複ミッション、多数傷病者発生事案等の場合には、医師は患者さんの重症度、緊急度からヘリの運航プランを決定していきますが、CSとの連携が不可欠です。
医師は患者さんの救命を優先して活動します。時には患者さんの命を優先し、運航の安全性を損ねるプランを提案してしまう場合もあるため、CSと連携してそのバランスを調整し、安全、確実、迅速なドクターヘリ運航をプランニングすることが非常に重要です。

無題2

コード・ブルー3の第2話では多数傷病者事案で2次ランデブー、3次ランデブーまで活動しており、見事なCS、消防の連携が行われていました。こういったドクターヘリ運航の話はまだ少し難しいと思いますが、少しずつお伝えできたらと考えています。
また劇中で白石が度々CSルームで無線を通して連絡をとっているシーンがみられますが、医療スタッフの無線連絡がスムーズできるのも、CSで素晴らしいドクターヘリ運航管理をされているからだと思います。

以上です。いかがでしたでしょうか?
以前からお伝えしておりますように、ドクターヘリが安全に、そして効率良く運航できるのはたくさんのスタッフの努力があるからだということがお分かり頂けたのではないでしょうか。当たり前のことを毎日当たり前にこなすことが、実はとても難しかったりしますよね。
北総救命は全てのスタッフで協力しながら、今後も安全、確実、迅速なドクターヘリ運航を行って参ります。